メールマーケティングメディアは、お名前.com メールマーケティングが運営するお役立ちコラムです。
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オンラインでのショッピングが盛んな現代において、商品やサービスをたくさんの人に買ってもらうためには、セールスライティングのスキルが必須であるといえます。
しかし、Webマーケティング・コンテンツマーケティング・リスティング広告になくてはならないセールスライティングを、どのように学べばよいかわからないという方も多いでしょう。
今回の記事は、セールスライティングの基本を学ぶ上で役に立つ単行本(ソフトカバーを含む)を9つ紹介するので、基本的なスキルを身に付けたい方はぜひ参考にしてみてください。
セールスライティングとは、販売する商品やサービスを消費者に「買いたい」と思ってもらえるように、魅力的な紹介文を書くことを指します。
セールスのための文章は世の中に溢れていますが、特に近年はネットショッピングやオンライン上でのサービス提供が増えたことによって、インターネット上におけるセールスライティングの重要性が増している状況です。
セールスライティングとよく混同してしまう言葉に、「コピーライティング」があります。
実は、両者は似て非なるものなのです。
セールスライティングは消費者の購買行動を促すためのものです。
その効果は売り上げや問い合わせ数のようにレスポンスが具体的な数字として残ります。
一方、コピーライティングは直接的な購買行動に訴えるのではなく、あくまで印象付けのためのものです。例としては、ニトリの「お、ねだん以上。」のような有名キャッチコピーが挙げられます。これらは広告的な要素が強く、集客には役立ちますが、商品を具体的に説明するものではありません。また、売上などの数的根拠で効果を分析することはできません。
ビジネスのあらゆる場面で役に立つセールスライティングですが、特にセールスライティングが重要とされるケースを紹介します。
商品・サービスを紹介するGoogle広告などのネット広告・Web広告を含むホームページやセールスページでは、実物の写真や動画だけでなく、それを詳細に説明する文章術も必須です。
商品の特徴をうまく捉えながら、それが消費者にとってどのようなプラスを生み出すのかを明確に示す必要があります。
資料請求や注文などの成約を目前としたページでは、1ページで完結させることが多く、検索・導入から勧誘までをシームレスに書きあげていきます。
手紙やセールスレターなどのDM(ダイレクトメール)は原始的ではありながらも、主要なツールとして現在も多用されており、セールスライティングが重要になります。
紙面には限りがあり、その中で大切な情報を選んで盛り込む必要があるでしょう。
DMを使ったセールスでは在宅している高齢者をターゲットにしたものも多く、わかりやすく読みやすいライティングが求められます。
メールマガジンはホームページなどとは異なり、消費者のもとへ直接メッセージが送られます。セールスの文章を読んでもらい、高い反応率を得るためには、件名や書き出しなどにも注意を払う必要があるでしょう。
また、メールを読んだ後に、購入や情報収集がしやすいようにリンクを貼り付けておくなどの工夫も大切なポイントです。
セールスライティングを学ぶ方法としては、著名なライターやマーケティングの専門家が書いた本を読むのが手っ取り早く、効果的です。今回はセールスライティングの基本が学べるおすすめの本を9つ紹介します。
著者であるロバート・W・ブライ氏はコピーライターとして100社以上の企業の広告やDM、ウェブサイトの文章を書いており、実力は折り紙付きです。
本書はセールスライティングの基本を一通り網羅しており、独立系のライターにとって重要な、仕事の取り方などにもついても言及しています。
著者は海外の人物ですが、日本語のライティングテンプレートも掲載されており、より実践的な感覚を身につけることができるでしょう。
著者の神田昌典氏は外務省経済部の役人から経営コンサルタントとして独立し、活躍されている方です。顧客獲得のノウハウを教える講座や著書は非常に人気があります。
本書は「これさえ知っていれば一生食べていける」というセールスコピーライティングの禁断のノウハウが詰め込まれています。
特に、いかに顧客の購買意欲に働きかけてDMやセールスレターを読んでもらうのかをまとめた章は必見です。
「現代広告の心理技術101」(ダイレクト出版)では、消費者心理学が明らかにしたさまざまな広告の秘密を公開し、これらテクニックをどのようにセールスライティングで活かすのかを解説しています。
少しの工夫で得られる成果を飛躍的にアップさせることができる、目から鱗のテクニックが満載なので、全てのセールスライターにおすすめです。
本書はセールスライティングの基本だけではなく、関連するマーケティング手法や顧客の心理行動なども踏まえて、「売れる文章」の書き方をレクチャーしてくれます。
また、ライティングには欠かせないリサーチの方法や信憑性の上げ方などについてもしっかりとページ数を割いており、より実践的な内容に仕上がっているのでおすすめです。
本書はページ数が144ページと、紹介した他の本よりもコンパクトで、「すぐに売れる文章をかけるようになりたい」というセールスライティング初心者の方におすすめの1冊です。
第2章以降にはワークシートが付いており、自分で文章を書いてみることでより実践的な感覚をつかめるようになります。
消費者の心を掴むのは、印象的な見出しやキャッチコピー。
本書は人の心に残るような文章を書くためのテクニックをまとめた本で、内容を充実させるためのコツは掴んだものの、文章に面白みがない、想像力豊かなフレーズが思い浮かばないなどの悩みを持つ方におすすめです。
本の内容を実践すれば、人が思わず目を向けてしまう素敵な文章を書けるようになるかもしれません。
著者のジョン・ケーブル氏は米国の広告業界で58年にも渡って活躍された方で、検証を重ねて効果を測定する「科学的広告」を推し進めました。
本書は「科学的広告」の研究で得られた広告の法則や注目を集めるコピーの書き方をまとめたものであり、セールスコピーライターとして成功をおさめたい方は必読の1冊です。
タイトルにもある「マイクロコピー」とは、リンクの貼り方や購入ボタンの字体、フォームの構成など、セールスライティングに関連する細部のことを指します。ライティングの手法をまとめた書籍は多数存在しますが、マイクロコピーについて詳細に書かれたものは非常に稀です。
「そんな細かい変化で成果が出るのか」と疑いたくもなりますが、本書を実践したある会社の売り上げがひと月で53.5%もアップしたという話もあります。興味のある方は本書をぜひ手にとってみてください。
本書は伝説のコピーライターと称されるロバート・コリアー氏が70年以上前に書いた原書の復刻版で、監訳者には先で紹介した神田昌典氏が抜擢されています。
ソーシャルメディアが発達し、マーケットの構造も以前とは変わってしまいましたが、コピーライティングの本質は今も昔も変わっていません。716ページの大ボリュームですが、時間のある方はぜひ読んでみてください。
セールスライティングはサイト集客・SEO対策はもちろんのことですが、オンライン・オフラインを問わず、ビジネスにおける重要な役割を担っており、それは今後も変わることはないでしょう。
セールスライティングの仕事をやってみたいという人は今回おすすめした書籍で基礎からじっくりと学び、文章力の向上を目指してください。紹介した以外にも、ジョセフ・シュガーマンの「マーケティング30の法則」という本も名作と評判です。
また、紹介した書籍の中にはライティングに関することだけでなく、消費者心理などについて書かれたものもあり、営業マンやマーケティング担当者にとってもおすすめです。出版日・出版社をしっかりと確かめ自分に合った書籍を購入してみてください。
今回はセールスライティングについてお話しました。
まとめ
・セールスライティングとは提供する商品やサービスの魅力的な紹介文を書くこと。
・セールスライティングはホームページやDMなどでよく使われる
・学習には、「セールスライティング・ハンドブック」や「禁断のセールスコピーライティング」などの書籍がおすすめ
お名前.comメールマーケティングでは、ステップメールやターゲット配信など、セールスマーケティングに欠かせない機能を豊富に取り揃えています。
ぜひ、お名前.comメールマーケティングを貴社のメールマーケティングに役立ててください。