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【キラーコンテンツ】とは?Webマーケティング用語の意味を解説

「キラーコンテンツ」という言葉を知っている人は多いでしょう。
では、Webマーケティングで「キラーコンテンツ」とは、どういった意味かご存知ですか?

今回の記事では、Webマーケティングにおける「キラーコンテンツ」とは一体どんなものなのか、キラーコンテンツの作り方や成功事例についても解説します。Webマーケティングをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キラーコンテンツ

【キラーコンテンツ】の意味をご紹介

「キラーコンテンツ」とはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。
ここでは「キラーコンテンツ」の持つ意味についてご説明します。

日本語にすると「魅力的なもの」

「キラーコンテンツ(killer contents)」は、日本語で「魅力的なもの」を指します。killerが「驚異的、魅力的」、contentsが「内容、中身」という意味です。

具体的には、ある分野において、「注目されるきっかけとなった影響力のある商品やサービス、コンテンツ」のことをいいます。

近年では、ビジネスの場面で扱われることも多く、マーケティング用語辞典にも解説が記載されている単語です。

さまざまなキラーコンテンツをご紹介

過去に生み出され、今日まで多くの人々に愛されるキラーコンテンツは世の中にたくさん。
ここでは、さまざまなジャンルのキラーコンテンツを紹介します。

Youtube

個人が無料で動画を投稿・視聴でき、若者を中心に人気のYouTube。多くの人に利用されるようになったのは、キラーコンテンツのおかげなのです。

YouTubeには、ヒカキンさんなどの有名YouTuberが投稿する動画や有名アーティストのMVなど、魅力的なコンテンツがあふれています。
「あの人の動画が面白いから見る」「あのかっこいいMVが見れる」といった理由で、人気を集めていきました。YouTubeという動画共有サービスを利用する動機はこれらのキラーコンテンツにあるということなのです。

ゲーム

Nintendo SwitchやPlayStation 4など、驚異的な売上台数を誇るゲーム機。これらもキラーコンテンツが存在するからこそ人気のゲーム機になったのです。

いくら高性能のゲーム機であっても、プレイしたいゲームソフトがないと購入しませんよね?
例えば、Nintendo Switchの場合。任天堂の代名詞である「マリオシリーズ」などは人気シリーズのため、ある程度の売り上げは保証されています。これがまさにキラーコンテンツなのです。
人気のゲーム機であるということは、それだけ魅力的なソフトが多いということになります。

Webマーケティングにおける【キラーコンテンツ】

Webマーケティングにおける「キラーコンテンツ」とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、Webマーケティングにおける「キラーコンテンツ」を徹底的に解説します。

Webマーケティングにおける意味とは

Webマーケティングにおけるキラーコンテンツとは、「Webユーザーや見込み顧客にとって魅力的な情報」のこと。

Web上でのビジネスにおいては、自身が提供する商品やサービスにどれだけ自信があっても、集客することができなければ、成功への道は開けません。
もちろん、顧客獲得を目指すなら広告を出すなど方法もありますが、コスト面での心配があるでしょう。

サイトやメディアを自分自身で運営して、提供するものの強みや魅力をアピールすることで成功へと導くことができるのです。

Webマーケティングのキラーコンテンツの事例

Webマーケティングにおけるキラーコンテンツの事例には、どんなものがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。

商品紹介

売りたい商品やサービスについて説明する「商品紹介」。最も基本的な情報提供ですが、キラーコンテンツになり得るのです。

商品ページをキラーコンテンツにする場合、消費者の立場に立って、できる限り詳細な情報を記載するように心がけましょう。
特に、商品が物品である場合はポイントがあります。Webサイト上でのショッピングでは実際に物を手に取ることができないので、使用感などをイメージできるような内容にしましょう。

口コミ

ネットショッピングを頻繁に利用するときに、「口コミ」や「商品レビュー」を参考にする方は多いのではないでしょうか。

評価が高い商品は信頼して購入できますが、評価の低い商品はなかなか手が出せません。口コミはWebマーケティングにおいて非常に大きな影響力を持っています。

ただ、評価が高い口コミなら効果的というわけではありません。
利用者の写真やインタビュー動画があると、口コミの信憑性は高まります。
また、購入までの検討から導入後の評価までの話をまとめ、口コミにストーリー性を持たせることで、より内容を把握しやすくなるのです。

専門家の意見

「専門家からの意見や評価」を載せることで、説得力が増します。
特に、コンサルティングなどの先生業は、導入後のイメージがしにくいため、専門家の意見などが重要な決め手になる場合があるのです。

メディアなどの露出がある著名な専門家から評価をもらうことができれば、非常に強力な武器になるでしょう。

アンケート

「アンケート」もWebマーケティングには大きな武器になります。
アンケートを実施し、その結果を掲載することで信憑性を高められるのです。調査規模が大きくなればなるほど、説得力のあるデータになるでしょう。

また、口コミを同時に集めることができる点も優れているといえます。

キラーコンテンツを作る3つのポイント

ユーザーを惹きつけてくれるようなキラーコンテンツを作るためには、どのようなポイントを意識するべきなのでしょうか。
ここでは、キラーコンテンツに欠かせない3つのポイントをご紹介します。

ニーズを理解する

どれだけ提供するものが優れていても、アプローチする対象が的外れな場合、成功はつかめません。ユーザーニーズを把握することは肝心です。
「誰が自社の製品を求めているのか」ということをしっかりと理解した上で、キラーコンテンツ作りを進めていきましょう。

ニーズを把握するには見込顧客に関する調査を行うことも大切ですが、自社の製品についての理解を深めておくことも同じくらい重要です。
自社の製品が「どのように機能するのか」「どんな課題を解決してくれるのか」ということを、マーケティング担当や営業担当がしっかり理解しなければなりません。理解してはじめて、消費者ニーズを感じ取ることができるのです。

商品の長所をしっかりアピール

自社の商品が競合他社のものと比べて、「どこが優れているのか」ということをアピールすることも大切です。
長所が伝わらなければ、消費者は流れていってしまうでしょう。

コンサルタントなどの士業においては、「他となにが違うのか」ということを強調しなければなりません。商品とは異なるので、視覚的に魅力を伝えるのは困難です。長所をしっかりアピールしましょう。

時間をかけ過ぎない

成功させるためには、継続的に情報を発信することが大切です。キラーコンテンツに時間をかけ、情報の発信を怠ってはいけません。

そして、コンテンツ作りに注力しすぎてしまわないように注意する必要もあります。
「見づらいホームページになっていないか」「リンクなどの貼り方は適切か」、Webページ制作にも時間を割き、ユーザー想いのコンテンツになるように意識しましょう。

キラーコンテンツの成功事例を徹底紹介

キラーコンテンツの成功事例として、「ほぼ日刊イトイ新聞(以下:ほぼ日)」があります。
「ほぼ日」はコピーライター、企業家として活躍する糸井重里氏が管理するブログです。糸井氏自身が日常生活の中で抱いた疑問や気持ちを、自由に書き連ねるという内容になっています。

「ほぼ日」の中で、糸井氏が自分にとっての理想の手帳を作成し、紹介。いざ販売すると瞬く間に人気になり、その後に紹介する商品も次々と爆発的な売上を記録しました。
自由に書き連ねるだけのブログが、キラーコンテンツになったのです。

「ほぼ日」というキラーコンテンツが多くの人に受け入れられ、ビジネスの成功を導いた要因は次の2つです。
・あからさまな営業がない
・体験を共有

商品を紹介する際も、話題の流れの中で正直な感想を述べる程度なので、営業の雰囲気はありません。サイトを訪れる人は、コンテンツに純粋な魅力を感じています。「正直な人が正直な気持ちを伝えてくれる」という信頼感があるため、成功につながるのです。

「ほぼ日」では、ユーザーとの情報共有によって商品作りが行われています。
商品ができあがり、販売されるまでの過程がオープンなので、みんなで体験を共有できるのです。

ポイントを抑えてキラーコンテンツを作ろう!

キラーコンテンツの成功は、最終的には企業の工夫が左右します。ただ、今回紹介したポイントを押さえることで、ユーザーが訪れたくなるコンテンツの完成に近づくことができるでしょう。

さらに、Webマーケティングについての理解を深めたい場合は、Webマーケティング講座の受講などをおすすめします。

キラーコンテンツを利用して、ビジネスを成功させましょう。

キラーコンテンツ のまとめ

今回は キラーコンテンツ についてお話しました。

・キラーコンテンツとは「魅力的なコンテンツ」のこと
・口コミや商品紹介は、Webマーケティングにおいてキラーコンテンツになる可能性を秘めている
・キラーコンテンツ作りにおいてはニーズの理解や長所のアピールが大切
・ポイントを抑えることで売り上げアップが期待できる

今回の記事を参考に是非キラーコンテンツ作りにチャレンジしてみてください。