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【メルマガ担当者のお悩みを解決!】メルマガの開封率を上げる5つのテクニック

「自分が配信しているメルマガは本当に読まれているだろうか?」

こんな悩みを抱えているメルマガ担当者は多いのではないでしょうか?

今回はメルマガの開封率が低いというお悩みに焦点を当てていきます。
今から実践できるテクニックを分かりやすくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

また開封率以外にもメルマガ担当者が見るべき指標もご紹介しますので、最後までお付き合いください。

それではみていきましょう!

まずは配信しているメルマガの開封率をチェックしよう

開封率を上げるテクニックを知る前に、開封率とは何なのか正しく理解できていますか?
「何となく開封率について分かっている」という方に向けて、開封率の基礎をしっかりとお教えします。

開封率とは?

メルマガの開封率とは、配信しているメルマガがどの程度の割合で開封してもらえているのか、読んでもらえているのかを表す指標です。
いくら内容の濃いメルマガを配信していても、開封して読んでもらえなければ意味がありません。

みなさんも、メールボックスの中の変わったタイトルのメルマガに反応してクリックした経験があるのではないでしょうか。開封率をチェックして分析することで、ユーザーはどのようなワードやタイトルに反応するのかといった傾向がつかめます。

傾向がわかってくると、開封率を高めるための対策に役立てることができます。

開封率の調べ方

では、開封率を調べるには具体的にどうすればいいのか見ていきます。

まず、メルマガの開封率を確認するには、基本的にHTMLメールで配信している必要があります。
HTMLメールの開封通知機能のあるメール配信サービスを利用すれば、簡単にメールの開封率がわかります。

例えば、メール配信サービスの「お名前.comメールマーケティング」には、効果測定機能や開封率測定があり、直近で配信されたメルマガのレポートが確認できます。

開封率測定は、HTMLメールに限ってメールの開封率の測定が可能です。
開封率の推移が時系列のグラフで表示されているので、どの時間帯に開封されているのかが一目でわかります。

また、Google アナリティクスでもメルマガの効果測定が行えます。
解析方法としては、ダミーパラメータをURLに追加する方法と、メルマガに測定用の画像を埋め込む方法があります。
今回は測定用の画像を埋め込んで効果測定を行う方法を簡単に解説します。

まずはGoogle アナリティクスに申し込みます。

次に、配信するメルマガに測定用の画像を挿入して
埋め込んだ画像のHTMLメールのソース内に以下のソースを埋め込みます。
――――――――――

<img src=”http://www.google-analytics.com/collect?v=1&tid=UA-xxxxxxx-Y&cid=123456&t=event&ec=email&ea=open&el=#{Date.today.strftime(‘%Y%m%d’)}_#{test ? ‘A’ : ‘B’}” />

――――――――――
TidUA-xxxxxxx-Yには自分のアナリティクスのトラッキングID。
cid123456にはランダムな 64 ビット整数である必要があります。
 el:その日ごとの計測・ABテストなどこの設定をすると、Google アナリティクスの「イベント」の画面で開封数を確認することができます。

(参考:Google アナリティクス「メール トラッキング」)https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/protocol/v1/email

開封率以外にも見るべき指標

メルマガの成功率を見る指標には、開封率以外に配信成功率(バウンス率)があります。
配信成功率(バウンス率)とは、配信したメルマガのうちの何割が有効なアカウントであったかを割り出した指標です。

「お名前.comメールマーケティング」には「到達率測定」という機能が設けられています。この機能で、配信したメールのうち読者にどのくらい届いたのか到達率を一目で確認することができます。

メルマガの開封率を上げるための5つのテクニック

目安となる開封率についての知識が身についたところで、ここからは今後開封率を上げるための5つのテクニックをご紹介します。

1.配信ルールを作る

メルマガは定期的に決まった時間帯に配信するのが良いといわれています。

メルマガを読んでくださっているユーザーの中には、「今日は何曜日だから何時頃にメルマガの配信がある」というふうに、心待ちにしてくださっている場合があります。

例えば、定期的に動画を配信している有名なユーチューバーは、何曜日の何時に動画をアップするかを厳密に決めているケースが多いといわれています。
メルマガの配信もユーチューバーと同じで、「毎週火曜日の午前7時に配信!」というふうに、配信するルールを決めておくと、ユーザー層を伸ばしやすくなります。

2.件名にお客様の名前を入れるor目立たせる

件名は開封率を左右する一番重要なポイントです。

件名にお客様の名前を入れたり、【】や★を使って目立たせることで開封率が上がります。
この文脈の中で上記の【】や★は目立つと思いませんか?件名を目立たせることは、ユーザーにメルマガを開封してもらうための大きなポイントになります。
また、「お名前.comメールマーケティング」を使って配信する場合は、効果測定機能や開封率測定があるので、どのタイトルが効果的だったのかがすぐにわかります。開封率測定を見て試行錯誤しながら、開封率を高める件名を付けていきましょう。

3.配信する曜日や時間帯を考える

メルマガ開封率は曜日や時間帯によっても左右されます。

そのため、平均開封率を参考にしつつ何度も試しに配信をして、一番効果がある曜日・時間帯を見つけることが大事です。また、「お名前.com メールマーケティング」では、効果測定機能や開封率測定を利用することで、曜日別や時間経過による開封数がすぐに確認できます。開封数の多い曜日や時間帯にあわせてメルマガを配信すればより高い効果が期待できるようになります。

4.差出人名を工夫する

差出人名は、メーラーによっては件名よりも大きく目立つように表示されることがあります。

件名を工夫する方は多いと思われますが、差出人名にも工夫を加えることで開封率を上げることができます。
差出人名は、見てすぐに誰から送信されたのかがわかることと、怪しい差出人からのメールではないことを真っ先に受信者にわかってもらえる名前にすることが大切です。

最近はフィッシングメールなども多く、受信者の警戒心が強くなっているので、メールを開くときの安心感は大きなポイントになりそうですね。

5.セグメント配信を行う

セグメント配信を行うと、より属性にマッチした件名や内容のメールにすることができ、「私宛に送られてきたのだ」と感じてもらいやすくなります。

「お名前.comメールマーケティング」ではセグメント設定ができるので、地域や年齢、性別といった属性を絞り込んでメール配信を行えます。
また、絞り込んだ配信条件は保存して、メール配信時やステップメール配信設定時に選択できるようになっています。

改善を行ったら必ず効果測定を!

ここまで5つのメルマガ開封率アップのテクニックをご紹介しました。
以上のような改善を行ったら、必ず効果測定を行いましょう。

今後の効果を上げていくために、どの施策が効いたのかをしっかり頭に入れておくことが重要です。

効果測定の重要性

最近では、手軽に効果測定が行えるGoogle アナリティクスやメルマガ配信ツールが登場しています。
メルマガは有効なメールマーケティングの手段なので、効果測定はマーケティング情報として大いに役立ちます。
メルマガ配信ツールによっては管理画面で簡単に効果を見ることができます。

おすすめは「お名前.com メールマーケティング」です。

管理画面上で開封数や開封率を簡単に見ることができます!

「お名前.com メールマーケティング」のコントロールパネルにログインすると、管理画面から配信したメルマガのレポートが確認でき、ログインする度に気になる直近のデータが表示されます。

管理画面には以下のような項目があります。

【到達率測定】
コントロールパネルで、配信したメルマガの到達率を確認することができます。

【開封率測定】
HTMLメールで配信するメルマガの場合は、開封率を数値で確認できます。どの時間帯により多く開封されているのか時系列のグラフで確認でき、メルマガを配信するタイミングの指標になります。

【クリック測定】
メルマガの文章内に入れているリンク設定のクリック数/クリック率を確認することができます。クリックした読者の確認もでき、複数のリンク設定の場合はURLごとのクリック数/クリック率なども確認することができます。
時系列のグラフでクリック数を見ることができ、どの時間帯に多くクリックされているのかが一目でわかります。

【アンケート】
テンプレートに沿って手軽にアンケートを作成できます。アンケートを分析することで、読者の傾向や好みを見きわめることができます。また、属性を絞り込みセグメント配信をすることも可能です。

【A/Bテスト】
傾向の異なる2つのメルマガを同じユーザー宛に配信して、A/Bテストを実施することができます。例えば、同じユーザーにAの商品とBの商品の2つを紹介するメルマガを配信し、どちらに反応したのかを確認することができます。

【ユーザーエージェント】
配信したメルマガをどのデバイスで開封し、読んでいるのかがわかるようになっています。Windows、iOSなど、どのOS環境で開封されたのかも確認できます。

【配信エラー原因】
メールが読者に到達しなかった場合の原因をメールアドレス単位で確認できます。読者リストを整理する際に役立ちます。

まとめ

いかがでしたか?

メルマガの開封率は、綿密な分析による見直しを繰り返すことで徐々に改善され、読者数が伸びていきます。うまく改善できて急速に伸びることもあれば、少しずつ長期的に伸びていく場合もあります。

今回ご紹介した開封率を上げるテクニックを使って、今よりもっともっとあなたのメルマガを読んでもらいましょう!