
メールマーケティングメディアは、お名前.com メールマーケティングが運営するお役立ちコラムです。
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今回は開封率が上がるタイトルの作成方法と、さらに上を目指した開封率を導き出す方法について解説いたします。
さらに開封されやすいサンプルタイトルもご用意。
ポイントをしっかりと押さえて、他のメルマガとの差をつけていきましょう!
あなたのメルマガ、読まれていますか?
より開封率を高めるためには、どうすればいいのでしょうか?
メルマガの第一印象を決めるのはタイトルです。
本文ももちろん大切ですが、そのメルマガが読まれるか読まれないかの運命を決めるのは、タイトルであると言っても過言ではありません。
どれだけ時間をかけてメルマガを作成しても、受信者に読まれなければ全く意味がありませんよね。
「メルマガを送っていても全然効果が感じられない……」
「本文はこんなに力を入れて考えているのに本当に読んでくれているのかな……」
そう感じたことがあるならば、配信しているメルマガのタイトルを見直してみませんか?
ここでは、開封率が上がるタイトルの作成方法と、メルマガの効果測定をする2つの方法についてご紹介します。
さらには開封されやすいサンプルタイトルもご用意しました。
ポイントをしっかりとおさえて、他のメルマガとの差をつけていきましょう!
メルマガを配信するにあたって、あまり好ましいとは言えないタイトルの付け方は以下の通りです。
《悪い例》
◯◯通信 vol.5
◯◯入荷しました! など
これらは、決して日本語として間違ったタイトルというわけではありません。
しかし、このタイトルでは、よほど配信者が有名人や有名企業などでない限り、読まれる可能性はきわめて低いと言わざるを得ません。
「vol.5と言われても、vol.4まで読んでないし……」
「入荷した○○って何のことだっけ?」
こう思われてしまった時点で、メルマガ配信者の「負け」と考えた方がよいでしょう。
受け取った人に「これは自分に役立ちそうだ!」と感じてもらえるかどうかも分かりませんし、そもそも何のひねりもなくて興味を引かないですよね。
上記のような疑問すら持ってもらえずにごみ箱行きになるかも……。
そんな事態を避けるために、受信者の興味をそそるような、もっと目立つタイトルにすべきなのです。
まずは、目立つタイトルにするためのイロハをお伝えします!
メール以外のコミュニケーションアプリもたくさん出てきましたが、まだまだメールが日常的に使われているのは間違いありません。
「日本ビジネスメール協会」という協会の調査によると、ビジネスメールだけでも平均で一人一日34通以上受信しているそうです。
プライベートメールも含めれば、もしかしたら50通以上にのぼるかもしれません!
こんなにたくさんメールがある中で、あなたが執筆したメルマガを読む理由はあるのだろうか…という疑問に向き合わなければなりません。
実際は「自分のメルマガは読まれないのが当たり前なんだ」というのが厳しい事実でしょう……。
「またなんかよく分からないメールがたくさん来たな……」とうんざりしながら、メールを削除したことのある人が多いのでは?
受け手の立場で考えてみたら当たり前のことでも、いざメルマガを作るときになると忘れてしまうんですよね。
気をつけないといけません!
一日に膨大な数を受信するメール。
まずは受信したときのタイトルで引きつけられないと、開封すらしてもらえません。
自分のメルマガのタイトルをいかに目立たせるか。
これが、開封率を決めるキモなのです。
タイトルを目立たせるために考えられるのが、記号を使うことです。
【】や★、■や◆などを使えば、文字だけよりも視覚的に訴えるタイトルを作ることができます。
この記事を上からざっと読んでみてください。
何となく、記号がたくさんあるこの部分が目立って見えるのではないでしょうか?
やっぱり、記号をタイトルに取り入れるのは有効な手段と言えるでしょう。
ただ、やみくもに★を使えばいいわけではありません!
だいたい、最近ではこうした表面的なテクニックも広く知られてきています。
記号を使っただけで開封率が上がるというのは、今となっては望めないかも……
そこで、さらに頭に入れたいのが「4U原則」です。
4U原則とは、以下の4つの「U」を意識することで魅力的な見出しやタイトルをつけられるという、いわばルールのようなものです。
Useful(有用性) | 調査データやノウハウの公開 |
Unique(魅力的) | 【】や★、■や◆などの利用 |
Urgent(緊急性) | 期間限定やメルマガ限定などで顧客心理を操る |
Ultra-specific(具体的) | 具体的であること |
いずれも、メルマガに限らずマーケティングテクニックとしてよく使われるものばかりです。
「そう言えばあの広告も、あのCMも……」と、心当たりのある人もいるのでは?
メルマガのタイトルづけでも、こうしたテクニックを使わないわけにはいかないでしょう!
そう考えると、先ほどの「記号を使う」というのは、4U原則の一つに過ぎないわけですね。
だから、それだけではうまくいきません。
できる限り、4つすべてを意識することで成功の可能性が高まります。
ちなみにこの4U原則は、アメリカの起業家でありダイレクトレスポンスマーケティングの世界で名を知られたマイケル・マスターソン氏が提唱したものです。
すでに4U原則の実績はたくさんありますから、これらを意識して作成することで、開封率はぐんとアップするはずです。
上記の4U原則を踏まえて、具体的にどのようなメルマガのタイトルがよいのか考えてみましょう。
ポイントは、情報やターゲットを絞り込むことです。
思いが溢れすぎると、あれもこれもと情報をタイトルに詰め込みたくなります。
「4U原則が大事!」というのを意識しすぎて、ノウハウも、記号も、「期間限定」も全部盛り込まなければいけないと意気込んでしまい、タイトルだけで50文字を超えるなんてこともあります。
でも、伝えたい情報を詰め込みすぎたタイトルだと、逆に誰もクリックしてくれないんです……(泣)
そう、単に情報を詰め込めばいいという話ではありません。
たとえば、カレーに塩もコショウも砂糖も味噌もたっぷり入れたとしても、絶対おいしくないですよね?
やはり、カレーに適した調味料を限定して使うことが、カレーをおいしくするための大前提です。
メルマガで言えば、内容に適したタイトル、ターゲットが魅力的に感じる情報だけを切り取ったタイトルが望まれます。
情報を限定するという意味で言うと、タイトルの文字数をぎりぎりまで縮めるようにしましょう。
文字数は冒頭15文字が勝負です!
その15文字でいかに引きつけるかが鍵です。
文字数を切り詰める理由は、長すぎると途中で切れてしまうこと。
使用するメールソフトにより表示文字数は異なりますが、15文字以内であれば基本的に表示される場合が多いでしょう。
今や、スマートフォンを初めとしたモバイルデバイスでメールを見る機会が増えています。
この点を踏まえても、15文字以内であれば安心と言えるでしょう。
自分がメールのタイトルを見るときも、たくさん文字数があっても読みたくはならないですよね?
絶対に伝えたいことを端的に表現した、文字数の少ないタイトルを目指しましょう。
イメージは俳句! 俳句の精神で、表現をぎりぎりまで洗練させてください。
情報を絞り込むためには、徹底的に「受け手目線」になるべし!
自分が伝えたい情報ではなく、受け手が興味を持つ情報は何なのか?
それを考え抜く必要があります。
埋もれがちな受信ボックスの中で、タイトルを見ただけでメールの内容がイメージしやすい、クリックしたくなるようなワードを並べることが大切です。
受信者が直面している問題が解決しそうなタイトルの魅せ方や、知っておきたい知識を得ることができそうな魅せ方などを意識しましょう。
繰り返しになりますが、送信側が伝えたい内容ではなく、受信者が求めている内容をタイトルにする必要があるのです。
ここまでの説明を踏まえ、開封されやすいタイトルのポイントを2つにまとめてみましょう。
1.具体的にイメージが湧く
2.受信者が求めている内容が書かれている
どちらも、指摘されてみれば「当たり前だ」と感じるかもしれません。
でも、実際にメルマガを作っているとうっかり忘れてしまいがちなんですよ!
できれば、この2大ポイントを紙に書き出して、パソコンの近くの壁にドンと貼っておきましょう。
絶対に忘れないように……!
いくつか、ここまで説明してきた4U原則や2大ポイントを踏まえたサンプルタイトルをご紹介します。
【初回無料★】ドレミの基礎から丁寧に指します♪【◯月◯日まで】
→初回無料+初心者でも安心+期間限定
【のこり◯時間!】新商品の◯◯シリーズが最大90%オフ★★★
→時間限定+新商品+安い
【朝採れいちご】★399円でスウィーツセットが手にはいる★【3/9限定】
→新鮮+安い+スウィーツ+期間限定
\新人営業マン向け/【仕事のすすめ方】飛び込み営業は一度でくじけるな!
→ターゲット+悩み+解決方法
\ G W 直 前 /【 いましておくべき《 5つ 》のこと ★ 】
→タイムリミット+推奨
どれも、短いながらも受け手が興味を持ちそうな情報をギュギュッと凝縮していますよね。
こんな感じで、上記で述べた4U原則や2大ポイントをおさえて、開封されやすいタイトルを考案しましょう!
まずは、受け手から見た商品の強みをババンと押し出す作りにしてみては?
上記を踏まえタイトルを変更 → 無事に配信完了♪ じゃもったいない!
配信したメルマガはしっかりと効果測定をする必要があります。
効果があったものをさらに改善し、PDCAサイクルをまわすことでさらなる開封率に繋げましょう。
1.アクセス解析ツールを使う(Google アナリティクス)
2.メルマガ配信ツールを使う(お名前.com メールマーケティング)
1は上級者向けではありますが、2は初心者の方でも簡単に確認できます。
配信レポートからクリック数や開封数、デバイスやOSといったユーザー情報を見ることができます。
Google アナリティクスは豊富にデータが取れるのですが、いざ開封率の改善に繋げようとすると初心者には少しハードルが高いかも。
データで頭でっかちになってしまって、肝心の対策の方向性を間違えてしまうことも多々あります。
変な言い方かもしれませんが、効果を測定すること自体が目的ではありません。
その結果を受けて、より開封率を高めるべく、さらにはコンバージョン(成約)数を増やすべく、タイトルや内容を改善することが最も重要です。
その点を踏まえると、お名前.com メールマーケティングのように簡潔で的を射たツールの方が便利なんです!
開封率の向上を狙うにあたって、ABテストは必要不可欠となってきます。
ABテストとは、コンテンツを2つのパターンに分けて、どちらの方がよいかテストするものです。
たとえば、内容は同じでタイトルを少し変えたメルマガを2パターン用意し、対象者を分けて配信してみましょう。
片方のメルマガの方がよい結果であれば、そちらを全体に展開することになります。
メルマガのタイトルについて同僚と議論していると、どれが優れているのか結論が出ずに水掛け論になってしまうことってありますよね。
そんなときにABテストが有効!
実際の結果を見て判断すれば、みんな納得してコンテンツ作りを進められます。
今回はメルマガのタイトルを作成する際に心がけたいことと、さらに上を目指すための効果測定についてお話しました。普段何気なく配信しているメルマガも、タイトルを工夫するだけで開封率はぐんとアップします。
4U原則をおさえながら、タイトルに具体性を入れつつ、それらを簡潔にまとめる。
高度な技術や知識は必要ありません。コツをつかめば悩む時間も短くなっていくはずです。
受信者の気持ちになりながら丁寧に考えて、少しずつ手を加えていくこと!
それだけで他のメルマガと差がついていきますよ♪