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【毎日?週1?】メルマガのベストな配信頻度を見極める方法

「メルマガの配信頻度はどのくらいがベストなのか?」メルマガ担当者であれば一度は悩んだことがあるはずです。

毎日配信できたら良いけれど、その分ネタ集めが大変になりますし、コンテンツの中身が薄くなって読者に解除されては元も子もありません。

今回は、そんなメルマガ配信頻度についての悩みを解決すべく、読者にとってベストな頻度を見つける方法をご紹介します。

これからメルマガ配信を始める方はもちろんのこと、今の頻度が適切なのか疑問をお持ちの担当者の方も、ぜひ参考にしてみてください。

配信頻度を間違ってしまうと読者が離れる?

突然ですが、みなさんに質問です!

あなたがこれまでに受信してきたメルマガで、配信を停止させたものはありませんか?

その理由は何だったのでしょうか?

本題に入る前に、読者がメルマガの配信を解除する理由について考えてみましょう。

読者がメルマガを解除する理由

ユーザーがメルマガを配信解除してしまう理由は様々あります。

解除理由でよく挙げられるのは「配信の頻度の多さ」です。

毎日大量にメルマガが送られてくることで「ウザい!」と感じ、解除した経験はありませんか?

また「配信頻度の多さ」の他にも、「内容に興味がない」「内容が薄いわりに文章が長すぎる」「登録しておく意味や価値がない」といった理由で解除されてしまうケースもあります。

面白くないメルマガや関心の薄い情報ばかりを頻繁に送り続けていると、ブランドイメージを落としてしまったり、読者が離れてしまったりして、マイナスの販促効果に繋がってしまうのです。

メルマガを配信するなかで読者が離れることは最大のダメージ

メルマガ配信において一番避けたいのは、読者が離れてしまうことです。

読者が離れて母数が少なくなってしまえば、当然のことながらメルマガの効果も薄れてしまいます。

読者が少ないと、メルマガを配信している担当者のモチベーションも低下していくことでしょう。

そのような事態を避けるためにも、メルマガのベストな配信頻度を見つけ出すことが重要なのです。

メルマガのベストな配信頻度とは?

それでは、メルマガのベストな配信頻度はどれくらいなのでしょうか?

メルマガを配信するなかでよくある配信頻度をいくつか例に挙げてみましょう。

毎日メルマガを配信する場合

「毎日配信」の場合は、「毎日メルマガが送られてきても忙しくて読めない」「メルマガが多すぎてウザい!」などの理由から、解除率が高くなる可能性が高いです。

配信する側としても、毎日配信では掲載するネタが尽きてしまったり、毎日の作業量が多すぎて配信自体がストレスになってしまうといった課題が発生する可能性もあります。

不定期にメルマガを配信する場合

「不定期配信」は、読者側からすればいつ配信されるのかわからないため、「いきなり配信されても読むタイミングがつかめない」「配信の頻度が多かったり少なかったりすると読みづらい」といった不満が出てくるかもしれません。

また、読者のもとにメルマガが届いたとしても、開封すらされずそのまま削除されるといったケースが増えてしまいます。

一度読者が離れてしまったメルマガは、その後どれだけ配信に力を注いだとしてもなかなか盛り返すのは難しいものです。

週1回のみメルマガを配信する場合

週1回の配信であれば、上記と違って多すぎず少なすぎず、かつ定期的に送ることができますよね。

週一回の場合は、配信する「曜日」も決めたが良いと言われています。

曜日を決めて配信することで、読者は配信のタイミングがわかるようになり、より高い確率で開封して読んでもらえるようになるでしょう。
また、決まった時間に配信することも大切です。

決まった曜日、決まった時間に配信することで、読者の“読む習慣”がルーティン化されやすくなります。

最適な配信曜日について詳しく解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

参考になるのはYoutuber(ユーチューバー)?

今人気のYouTuberの配信頻度なども、メルマガの配信頻度を考える上で良い参考になります。

人気YouTuberのなかには動画を毎日配信している人もいますが、決まった時間に配信しているYoutuberが多いです。

また、週に1回のペースで配信しているYouTuberの場合を見ると、曜日や時間を指定して、定期的に動画を配信しています。

やはりユーザーに配信日を認識してもらうと、より高い確率でコンテンツを届けられるのですね。

Youtubeもメルマガも視聴者や読者の行動パターンなどを読み、配信する側が受信する側に配信時間を共有した上で、定期的に配信することが、読者(視聴者)を話さない重要なポイントになります。

メルマガの内容によっても配信頻度は変わってくる

配信しているメルマガの内容や業種によって、ベストな配信頻度は変化します。

下記の2つの用途で比較してみましょう。

【購入促進のメルマガ】

販売促進用のメルマガの場合は、新しい商品の入れ替えやコンテンツ内容に変化がなければ、メルマガをたくさん配信しても意味がありません。

「クリックして開けて見たけど、内容がほとんど同じ…?」と読者に思われるような内容の薄いメルマガを配信し続けていると、開封率が悪くなってしまいます。
最悪の場合、登録を解除されてしまうこともあるでしょう。

販売促進用のメルマガは、週に1回から多くて2回のペースがおすすめ。

新しい商品のラインナップやセールのタイミングにあわせて、内容や見え方を工夫し、更新されていることが分かるようなメルマガを配信すると良いでしょう。

【顧客育成をするメルマガ】

顧客育成を目的にしたメルマガの場合は、顧客とのコミュニケーションが大きなポイント。

顧客との信頼関係を深めるためにできるだけ接点を増やすようにしましょう。

例えば、自社サービスの資料請求をされた場合(=顧客側からのアクション)、顧客との距離を縮めるためのスケジュールを立てます。

1:すぐに挨拶のメールを送る
2:2日後に自社サービスの使い方を紹介する
3:コミュニケーションをこまめにとり顧客との距離を縮める
4:目標達成

このようなスケジュールを立ててこまめにやり取りすることで、顧客との信頼関係が築けます。

手動でも行えますが、お名前.com メールマーケティングには「ステップメール配信」機能がついているので、読んでほしいタイミングで読んでほしい情報を送信することができます。

自分のメルマガにあったベストな配信頻度を導き出す3つのポイント

ベストなメルマガの配信頻度を割り出すためのポイントを3つご紹介しましょう。

1.競合他社を観察してみる

自社と同じようなサービスを提供している競合他社のメルマガを登録して閲覧してみましょう。

どのようなコンテンツの内容で、どのような頻度で配信しているのかを確認することは、自社のメルマガを配信する上でとても参考になるはずです。

メルマガは登録者全員に配信されているのか、ユーザー層の年齢や性別、地域などで絞り込んで配信するセグメント設定で配信されているのかなどを確認するとともに、自分にとって役立つ内容なのかどうかも評価してみましょう。

競合他社のメルマガを参考にして、良いところは取り入れて自社のメルマガを充実させてください。

2.メルマガ登録者に直接アンケートで聞いてみる

お名前.com メールマーケティングには「アンケート」機能がついているので、ユーザーに直接アンケートしてみると改善策が見つかるかもしれません。

どのくらいの頻度が良いのか、メルマガの登録時や、お礼を兼ねたメールなどを活用してアンケートしても良いでしょう。

直接アンケートすることで、登録者にとってちょうど良い頻度でメルマガが配信できるようになり、開封率やクリック率、コンバージョン率なども改善されていくはずです。

3.配信リストを細分化して、一部の購読者に絞った配信テストを実施する

配信リストを細分化して、配信頻度別にグループ化し、配信するという方法もあります。

A/Bテストを実施してどちらの頻度が読まれているのかを検証するのです。

配信リストを細分化し、グループ分けした各ユーザー層に適した配信頻度で配信するということが可能です。

お名前.com メールマーケティングには、「ターゲット配信」機能がついているので、地域や年齢、性別といった属性を絞ったメール配信が可能です。

属性別の配信条件を作成して保存もできるので、メルマガの配信時には保存した配信条件を選択して、コンテンツにあったユーザー層へダイレクトに配信できます。

配信頻度よりも重要なのはメルマガの中身!

ここまでメルマガのベストな配信頻度についてお話してきましたが、配信頻度よりもさらに大切なことは、配信しているコンテンツの内容です。

いくら適切な頻度で配信していても、コンテンツの中身がつまらないのではどうしようもありません。

読者のクリック率や開封率、年齢層などをこまめにチェックして、コンテンツ内容や傾向がユーザー層の好みにあっているのか、コンテンツ内容が読者のためになっているのか、などを常に意識して配信することが重要です。

また、メルマガのコンテンツを充実させるためには、常に情報をキャッチするためのアンテナを立てておくことが大切です。

今、何が流行っているのか、どんな面白いことが話題になっているのか、ハッシュタグ「#」でどんなことが多く検索されているのかなど、面白そうなネタを集めて、読者によろこんでもらえるメルマガを配信するようにしましょう。

配信頻度のまとめ

自社のメルマガの性質を分析し、競合他社のメルマガなどを参考にしながら、ベストなメルマガの配信頻度を割り出すことが大切です。

効果をより高めるために、メルマガ配信サービスを使ってみることも検討してみましょう。

メルマガの配信頻度やコンテンツの最適化を図りながら、少しずつ読者数を増やしてくださいね。