
メールマーケティングメディアは、お名前.com メールマーケティングが運営するお役立ちコラムです。
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あなたはメルマガを配信するときに何を意識していますか?
● 内容
● タイトル
● 装飾
● 文の長さ
● 特定電子メール法 ……など
これらの項目は当然意識しなくてはいけないポイントですね。
実はこれら以外に、“メルマガを配信する時間や曜日”も重要なポイントの一つなのはご存知でしょうか?
今回は、効果的にメルマガを配信できる時間や曜日について解説していきます!
何事もユーザー側の立場で想定することが大切です。
まずはメルマガを受信するユーザー層のライフサイクルを想像してみましょう。
あなたが定期的に配信しているメルマガのユーザー層はどの年代層で、どのような職業なのか、メルマガを送信する時間帯には何をしているのか…。
もしも身近な存在に参考になる人がいたら、その人を想定して1日のライフサイクルを想像してみましょう。
その上で、これまでのメルマガを配信するタイミングが正しかったのかどうか、改めて分析してみる必要があります。
とある調査会社の分析結果によると、一週間のうちで一番メルマガの開封率が高く、効果があるとされる曜日は火曜日だということがわかりました。
反対に週末はあまり効果的でないという調査結果が出ています。
メルマガの配信は、週末の土曜日と日曜日を避けてウイークデーの火曜日か木曜日に行った方が、より効果が上がるということです。
参考URL:New Infographic: Best Day to Send Email 2013
メルマガを配信する効果的な曜日がわかったとしても、配信時間の選択を間違えてしまうと意味がありません。
それぞれのターゲットに合わせて配信するタイミングをはかることが大切です。
ターゲット別の理想的な配信時間を見ていきましょう。
ビジネスマンの場合は、電車通勤の間にメールチェックをすることが多いため、午前7時頃から9時頃までの間にメルマガを配信すると良いでしょう。
朝の時間帯の次に配信に適した時間帯はランチタイムです。
ねらい目は、12時頃から13時の間。
その次のタイミングは、就業時間後の帰宅の時間帯、19時~21時頃です。
就寝時間前の22時から23時の間もベストタイミングだといわれています。
ビジネスマンの場合は、夕食後の一息つける時間帯などにもメールチェックをよく行うので、メルマガの開封率が高くなるでしょう。
夜間は比較的ビジネスマン向けのメールが少ない時間帯でもあるため、リラックスしてじっくり読んでもらえるチャンスかもしれません。
ただし、接待や同僚などとの飲み会が多いビジネスマンの場合は、お酒が入るので夜間のメルマガの配信には適していません。
主婦の場合は、家族が仕事や学校に行っている週明けの曜日にメールやメルマガをチェックすることが多いようです。
メルマガを開封する時間帯としては、家事が終わる21時から23時の間と、一息つける午後の13時から15時の時間帯がもっとも多く、10時から12時の間と12時から13時の間とも言われています。
主婦の場合はどちらかといえば昼間の時間帯の方がメルマガの開封率が高く、より効果的だということがわかりますね。
学生などの若者向けのメルマガの場合は、やはり夜間に読まれる傾向が見られます。
若い層向けのメルマガを配信するのであれば、21時以降に配信するのがベストでしょう。
午前中や午後には学校の授業があり、夕方以降はアルバイトをしているケースや友人と遊んでいる場合が多いので、やはり一段落つく21時以降ということになるのです。
ただし、若い世代は常にスマートフォンを持ち歩く習慣がついています。
また、バイトのシフトなどによって社会人よりもスケジュールが変動しやすいため、メールをチェックする頻度が高いともいえます。
そのため、若いユーザー向けのメルマガの配信は時間を気にせずに行っても良いという意見もあるようです。
今回は3つのターゲットに絞りベストな配信時間をご紹介しましたが、商材によってターゲットが異なるため、一概にこの時間帯がベストとはいえません。
“ベストな配信時間はいつなのか“を必ず検証しましょう!
検証するには、メルマガの効果測定が必須となるため、効果測定の方法をお教えします。
Google アナリティクスの知識があれば、パラメータやイベント設定によって効果測定を行うことができます。
Google アナリティクスを開いてみると、メルマガは(direct)/(none)と表示されています。
この状態ではメールからの流入がすべて(direct)/(none)の欄に表示されるため、メルマガの正確な数値がわかりません。
そこで、メルマガの正確な数値を見るために、メルマガのURLにダミーパラメータを追加します。追加したダミーパラメータはURLとして認識されないという特徴を持っています。
具体的なダミーパラメータを追加したURLの例としては
http://abc.com/?utm_source=0530&utm_medium=mail
があります。
このサンプルURLの「?」より以降の「utm_source=0530&utm_medium=mail」がダミーパラメータです。
このダミーパラメータはGoogle アナリティクスのトラフィック欄に「0530/mail」と表示されるので、メルマガだけの数値が確認できるようになります。
ダミーパラメータの追加方法には決まりがあります。
utm_source=○○:参照元(今回は日付0530)
utm_medium=●●:メディア(今回はmail)
?utm_source=○○&utm_medium=●●
ちなみに、このようなダミーパラメータはGoogleのURL生成ツールを使用すると簡単に設定できるので試してみましょう。
Google アナリティクスについてポイントをまとめて解説しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください!
お名前.com メールマーケティングであれば、配信レポートを見ればクリック数や開封率などが一目で確認できます。
メルマガの開封率やクリック数、時間帯、ユーザーエージェントなど、必要な情報がグラフなどでわかりやすく表示されます。
お名前.com メールマーケティングの効果測定機能には以下のような項目があります。
【効果測定機能】
ダッシュボードのコントロールパネルにログインすると、最近配信したメルマガのレポートを確認できます。
直近の気になるメール配信の開封率などを見ると、どの程度効果があったのかが一目で確認できます。
【到達率測定】
配信したメルマガの総数の内訳が確認できます。
ユーザーのメールボックスに到達した割合(不達数については返信されたエラーメール数で測定)なども確認可能です。
【クリック測定】
メルマガに貼ったリンク設定のクリック数/クリック率を確認することができます。
また、クリックした読者の確認も可能です。
複数のリンク設定を行っている場合は、URLごとにクリック数やクリック率を確認できます。
さらに、グラフに時系列でクリック数の推移が表示されるので、どの時間帯にどの程度クリックされているのか一目でわかります。
【開封率測定】
HTMLメールの場合は、メールの開封率を測定できます。
また、グラフに時系列で開封率が表示されるので、どの時間帯がより多く開封されているのか一目で確認することもできます。
開封率の高い時間帯に合わせてメルマガを配信するなどの対策に活用できるのです。
【アンケート】
テンプレートに沿って質問事項を追加することで、アンケートが簡単に行えます。また、オンラインで公開することも可能です。
アンケート内容を分析することでユーザー層の傾向がつかめるので、どのユーザー層にどういった内容のメルマガを配信すればより効果的なのかが分析できて、今後のメルマガ配信の対策に役立てることができます。
【A/Bテスト】
2つの異なるメルマガの配信結果が比較できます。
配信対象や内容を変えて配信し比較することで、A/Bテストを実施することができます。
例えば、同じユーザーにAとBの2つのメルマガを配信して、どちらのメルマガに反応を示すのかを見ることができます。
【ユーザーエージェント】
配信したメルマガが、どのデバイスで開封されたのかを確認することができます。
デバイスはパソコンが多いのか、スマートフォンが多いのか、また、どのOS環境で開封されたのかも一目瞭然で確認できます。
ユーザー層のデバイス環境を理解することで、今後のメルマガ配信に役立てることが可能になります。
【配信エラー原因】
不明なメールアドレスなどの配信エラーになった原因をメールアドレス単位で確認できます。そのため、読者リストを整理して効率よく配信が行えるようになります。
メールマーケティングの効果測定機能は、使っているだけではあまり意味を成しません。
これらから得た情報を活用して、どのタイミングで配信するのが効果的なのか、PDCAサイクルを回しながら突き詰めていく必要があります。
メルマガは、不定期に配信するのではなくて、ある程度決まった曜日や時間帯に配信するようにすると、定期購読者に読んでもらえる確率が高くなります。
効果測定の結果を踏まえて、一番効果的なタイミングを把握していきましょう!
今回は、効果的にメルマガを配信できる時間や曜日について、そしてもっとも効果的なタイミングを見つける方法を解説しました。
ご紹介したお名前.com メールマーケティングの効果測定機能を活用して、より効果的なメルマガ配信が行えるように工夫してみましょう。